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シェアハウスが安いという印象の理由

シェアハウスの本来の価値については他記事で説明したとおりですが、そもそも何故『安い』というイメージがあるのでしょうか。シェアハウスの場合、本来一人暮らしをする環境よりも個人が利用可能な占有面積は、価格相場に対して8割程と考えられます。つまり、分かりやすく説明するとお風呂とトイレがないのに価格は同等といた感じです。仮に、一人暮らしの「玄関」「お風呂」「トイレ」「余暇スペース」の占有面積を4㎡とした場合、10人あたりで1つの「玄関」「お風呂」「トイレ」「余暇スペース」を共有すると考えれば、30㎡ほどが省略できることになります。この30㎡を東京の家賃相場で考えると10万円ほどですので、その程度の利益しか運営者には出ないようにも感じられますが、30㎡を3人のシェアハウスに当てれば、15万円ほどになり、結果的に儲けが返ってきます。つまり、シェアハウスというものは、借り手は2割の家賃を落とすことができ、貸主は2割の利益を生み出すことができるという、いわば物件マジックなのです。とはいっても借り手は窮屈な生活をせざるをえない状況は容易に想像できますので、借主の質は落ちるでしょうし、そういった物件を借りる人が集まる場所として、物件の価値というものは下がってしまう傾向にあるはずです。ですから、老朽化の進むような古いマンションやアパートがシェアハウスでは主流なのでしょう。

[ 2017-08-11 ]

カテゴリ: 基礎知識